トレーダーズトラストレビュー

トレーダーズトラスト(Traders Trust: TTCM)は、欧州顧客向けにサービスを提供するTTCM CYと、主に日本人顧客向けにサービスを提供するTTCM BMとに分かれています。 TTCM BMは、バミューダ共和国に登記し、同国の法的規制を受けています。 ※TTCM CYは、キプロス共和国の法的規制を受けています。 トレーダーズトラストの特徴は、「VIP口座の取引コストの低さ」と「透明性・情報開示の積極性」にあります。 以下、項目を分けて具体的にレビューしています。

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長所
  • VIP口座の取引コストが安く、スキャルピングトレードも可能
  • アグリゲーターとの契約情報開示など、透明性確保に注力
  • 全口座NDD採用で、約定力が高く、顧客との利益相反もない
  • 新規口座開設ボーナスやトレードコンテストなどを定期的に実施
  • 高精度なヒストリカルデータを提供。バックテストに必須
  • バミューダのライセンスを保有し、運営実績も十分に長い
短所
  • VIP口座の初回入金額が200万円と極めてハードルが高い
  • VIP口座以外の口座の取引条件が微妙なレベルで使いづらい
  • 出金時に出金手数料が課されることがあり、少額取引に不向き
  • ゼロカットの適用には、毎回サポートに連絡する必要がある
  • キャッシュバック制度はあるが、還元率が他社比較で低い
  • 日本人顧客向けにはライセンス上、信託保全が実施されない
ブローカーの特性
  • ボーナス制度
  • 取引コスト
  • 入出金
  • 日本語サポート
  • 教育プログラム
  • 信頼性・ライセンス

ボーナス制度

日本人顧客向け口座開設ボーナス5,000円

トレーダーズトラストでは、新規に口座を開設する顧客向けに5,000円の無入金ボーナスが提供されています。

ボーナスが付与されるためには、必要書類を提出して口座がブローカーによって認証(有効化)されている必要があります。

その他、ボーナスに関する注意事項は以下のとおりです。

口座開設時における注意 口座開設手続き時に、ボーナス付与のためのプロモーションコードを入力する必要があります。 ※執筆時点においては「HEISEI_5000JPY」です。
ボーナスの有効期間 ボーナスは付与されてから90日間のみ有効です。 90日間を超過すると、自動的にボーナスは削除されます。
ボーナス、 取引利益の出金条件 ボーナス自体を出金することはできません。 また、ボーナスを利用して得た取引利益を出金するには、「往復5Lot: 50万通貨(以上)の取引をすること」「取引利益の出金上限額は1万円」という条件に留意する必要があります。
口座間資金移動 口座間資金移動を行った場合には、ボーナスはすべて失効します。

ボーナス制度からみるトレーダーズトラスト


ボーナス制度を実施しているブローカーは少なくありません。
ただし、特に口座開設時の無入金ボーナスに関しては、制約を設けていることが多く、トレーダーズトラストの場合も、ボーナスの有効期限や取引利益の出金条件を設けています。

トレーダーズトラストのボーナス条件は、どちらかというと厳しめです。
なぜなら、ハイレバレッジトレードをするにしても5,000円で、90日以内に、合計往復で50万通貨のトレードをしようと思ったら、かなりの負担になるからです。
※一方で、XMのように金額自体は控えめ(3,000円)だけれども、利益の出金条件は設定していないブローカーもあります。

したがって、トレーダーズトラストのボーナス制度は、あくまで顧客からすれば「使用感」を確かめるトライアル版くらいに思っておいたほうが無難でしょう。

VIPキャッシュバック報酬

既存の顧客向けに取引実績に応じたキャッシュバックキャンペーンが提供されています。

※執筆時点での本キャンペーンの実施期限は2019年12月31日です。

※名称に「VIP」とありますが、口座種別における「VIP口座」とは別であり、またキャッシュバック付与の対象となるのは、VIP口座以外(クラシック口座、プロ口座)となります。

また、キャッシュバックの付与レートは公式ウェブサイトにて公表されています。

※執筆時点におけるキャプチャ画像です。

キャッシュバック制度からみるトレーダーズトラスト

取引実績に応じたキャッシュバック付与といえば、ほかにはiForexやFBSなどがありますが、付与率はブローカーやトレーダーによって様々です。

トレーダーズトラストの付与率は、結論から言えばあまりよくありません。

例えば、20Lot(200万通貨)の取引で20USD(≒2,000円)が付与されますが、これをスプレッドに換算すれば、わずか0.1pip分でしかありません。

したがって、プロモーション全般についていえることは、トレーダーズトラストは、それ目的で口座開設をするほど目立ってはいないということです。 あくまで、プロモーションは付随的なものであり他の特徴に注目したほうが無難です。

トレードコンテスト

ライブ口座(リアル口座)向けに、トレードコンテストが開催されることがあります。

※執筆時点においては、2019/10/21から2019/12/18日までの期間に開催される予定となっています。

類似のコンテストを行っているのは、XM(XM Arena)ですが、こちらは常設となっているほか、参加できるコンテスト種目も複数あるため、こちらと比べると見劣りする感は否めません。但し、参加者がXMと比較して少なくなることが予想されるので、上位入賞のチャンスは増えるでしょう。

取引条件

公式ウェブサイトトップにて公表されているスプレッドは、ECN口座の数値です。

トレーダーズトラストのECN口座は、プロ口座とVIP口座であり、STP方式のクラシック口座は手数料無料ですがスプレッドは広くなります。

※トレーダーズトラストの最大のセールスポイントは、VIP口座であり、次いでプロ口座と思われ、クラシック口座は独自のメリットはさほどないことから、省略しています。

スプレッド・手数料

VIP口座、プロ口座ではそれぞれ取引手数料が徴収されます。 したがって、表示されているスプレッドに往復取引分の手数料を加味した実質的なスプレッドを考える必要があります

USDJPYスプレッド 0.7pips
EURUSDスプレッド 0.4pips
取引手数料 (VIP口座)
1Lot往復3USD(片道1.5USD)
(プロ口座)
1Lot往復6USD(片道3USD)
手数料込みのUSDJPY実質スプレッド VIP口座:1.0pip
プロ口座:1.3pips
手数料込みのEURUSD実質スプレッドVIP口座:0.7pips
プロ口座:1.0pip

※スプレッドは変動します。特に早朝のNYクローズ後や、経済指標発表前後においてはマーケットの流動性が低下することから、スプレッドが急に拡大することがあります。

※1Lotとは、10万通貨の取引を意味します。つまり、1万通貨の取引では取引手数料は10分の1となります。

際立つVIP口座の低取引コスト

VIP口座の取引手数料は、わずか往復3USD(0.3pips相当)となっています。
これは、海外FX最大手のXMの往復10USD(1.0pip相当)よりもはるかに安く、また
同じく取引コストの低減に力を入れているトレードビューの往復5USD(0.5pips相当)や、TitanFXの往復7USD(0.7pips相当)をもしのいでいます。

但し、VIP口座は初回最低入金額が200万円と非常に高額です。
※なお、クラシック口座は最低5,000円、プロ口座は最低2万円と設定されています。

初回入金額を設定しているトレードビューでも最低10万円(なお、TitanFXでは初回最低入金額は設定なし)であり、信託保全のない海外FXブローカーにこれだけの金額を入金するのは、リスクと考えるトレーダーも多いと考えられます。
VIP口座の海外FXブローカー随一の取引環境は、高額な初回最低入金額と表裏一体であるといえます。

レバレッジ・ロスカットレベル・ゼロカット(追証)制度

レバレッジ・ロスカットレベル・ゼロカット(追証)制度については、以下のとおりです。

なお、トレーダーズトラストではゼロカット制度のことは「ネガティブバランス保護機能」と呼んでいます。

ゼロカットの執行はXMの様に自動ではなく、サポートに連絡する必要があります。

  クラシック口座 プロ口座 VIP口座
レバレッジ 500倍 500倍 200倍
ロスカットレベル 証拠金維持率20% 証拠金維持率20% 証拠金維持率50%
ゼロカット制度 ゼロカット制度採用 (追証なし)

取引プラットフォーム

執筆時点(2019年9月)において、提供されているプラットフォームはMT4(メタトレーダー4)のみであり、MT5やcTraderは採用されていません。

トレーダーズトラストで利用可能なMT4は、以下のとおりです。

PC向け

  • Windows向けMT4
  • Mac用MT4
  • WebTrader(インストール不要のブラウザ版)

スマートフォン・タブレット向け

  • Android向けMT4
  • iOS向けMT4

顧客サービス

サポート対応時間は平日24時間であり、また日本語のアカウントマネージャーも常駐しています。

お問い合わせ方法は、以下の4つです。

ライブチャット 公式ウェブサイトの「Live Chat」より、希望言語などを選択すると、日本人スタッフによるチャットサポートが受けられます。
Eメール 公式ウェブサイト記載のEメールアドレスに直接送信するか、公式ウェブサイトのお問い合わせフォームからお問合せします。Eメールアドレスは、全言語共通のものと日本語専用のものとがあります。

電話 公式ウェブサイト記載の電話番号に電話できます。 国際電話になり、料金は利用者負担です。 最初は英語で応対されますが、そこで「Japanese, please(日本語でお願いします)」と依頼すると、日本人スタッフによるサポートが受けられます。
コールバック ライブチャット、またはEメールにて希望言語や時間帯などを通知することによって、日本語スタッフによる電話サポートが受けられます。

日本人顧客に対するフレンドリーさからみたトレーダーズトラスト

日本語サポートを謳っているブローカーは多いですが、電話サポートまで行っているところは珍しく、また公式ウェブサイトの日本語ページ内容も充実しており、翻訳も適切に行われています。

したがって、サポート面から言えばトレーダーズトラストは、海外FXブローカーとしてはかなり上位の部類に入るといえます。

教育プログラム

トレーダー向けに役立つコンテンツが提供されています。

主要なコンテンツは、以下のとおりです。

経済カレンダー 経済指標や要人発言のスケジュールを確認できます。 提供元は「Meta Trader経済指標カレンダー」であり、XMの「Investing.com」とは異なる内容となっています。
取引計算機 各通貨ペアの必要証拠金額や、スワップポイントなどを口座の通貨換算(JPY含む)で計算できるツールが提供されています。 これは、XMにおける「オールインワン計算ツール」などに相当します。
ヒストリカルデータ 過去のロウソク足のデータをダウンロードすることができます。 なお、非会員であっても無料でダウンロードが可能です。   MT4に内蔵されているヒストリカルデータの精度が良くないため、バックテストなどを実施する場合には必須のサービスといえます。
日次レポート ライブ口座開設者限定で、ファンダメンタル・テクニカル分析レポートにアクセスできます。

教育プログラムからみたトレーダーズトラスト

トレーダーズトラストの提供するヒストリカルデータは、高精度のバックテストを行う中上級トレーダーにとってマストアイテムといえる一方で、初心者トレーダーにとって重要であるオンラインセミナー(ウェビナー)は提供されていません。

したがって、トレーダーズトラストは「これからFXを始めるトレーダーが最初に口座を開設するブローカー」というよりはむしろ、FXについては基本をマスターしており、そのうえで充実した環境を求めるトレーダーから受けが良いといえます。

口座開設方法

トレーダーズトラストのリアル口座は、個人口座と法人口座とに分かれます。

以下では、個人口座の開設方法に絞っています。

口座開設の最初のページでは、以下の情報を入力します。

入力が完了したら「サインアップ」をクリックします。

口座 個人口座、法人口座のいずれかから選択します。 例)個人口座を希望する場合→「個人」を選択
お名前 下の名前(ファーストネーム)をローマ字入力します。 例)山本太郎の場合→「Taro」
苗字 上の名前(ラストネーム)をローマ字入力します。 例)山本太郎の場合→「Yamamoto」
メールアドレス トレーダーズトラストからのHTMLメールを受信できるメールアドレスを入力します。
居住国 居住国を選択します。 例)日本在住の場合→「Japan」
プロモーションコード プロモーションコードを入力します。 例)執筆時点における5,000円プレゼントキャンペーンを希望する場合→「HEISEI_5000JPY」
画像認証 画像に表示されている数字を半角で入力します。

数分後に、「口座開設」という件名でメールが届きます。

※メールを受信できない場合には、迷惑メール設定を確認してください。

メール記載の「メール認証」リンクをクリックすると口座が有効化され、会員ページに移動します。

会員ページでは、入金や取引に先立って必要事項の入力を完了し、かつ必要書類の提出と承認を経る必要があります。

まず、セキュア・エリアパスワードを設定します。

パスワード設定が完了すると、「1.個人情報詳細」「2.取引履歴」「3.同意書」「4.運用口座」「5.書類」という5つのステップを順番に行う必要があります。

主要な項目と入力方法は、以下のとおりです。

1.個人情報詳細 ─タイトル 男性の場合→「Mr」 未婚女性の場合→「Miss」 既婚女性の場合→「Mrs」
個人情報詳細 ─連絡先情報(住所) 連絡先の住所をローマ字表記で入力します。 「都市」:都道府県 「郵便番号」:ハイフンを付けて入力 「住所」:市区町村以下 ※なお、厳密には英米式で入力しなければなりませんが、日本式で入力したとしても、日本人スタッフが常駐しているため、柔軟に対応してもらえます。 ※住所入力に不安がある場合には「住所 変換」などで検索し、無料の住所変換サービスを利用してください。
個人情報詳細 ─連絡先情報(電話) 電話番号を入力します。 固定電話でも、携帯電話でも登録可能です。 また、国番号を選択する必要があります。 例)日本の電話番号の場合→「+81」
4.運用口座  ─運用口座の新規作成 運用口座を選択します。 ・タイプ:リアル口座(Live)またはデモ口座を選択します。 ※リアル口座は実際の資金でのトレードとなり、デモ口座は仮想資金でのトレードとなります。 ・口座タイプ:クラシック、プロ、VIPから選択します。 ※それぞれ、初回最低入金額や取引手数料など諸条件が異なりますので、必ず確認してください。 ・口座通貨:運用口座の口座通貨を選択します。 例)日本円の場合→「JPY」 レバレッジ:最大レバレッジを選択します。 例)最大200倍を希望する場合→「1:200」
5.書類  ─身分証明書 例:パスポート、運転免許証、障害者手帳 ※いずれも有効期限内であり、裏表両面のカラースキャン画像をアップロードします。
5.書類  ─住所証明書 例)公共料金明細、住民票 ※いずれも発行日から6か月以内であり、登録氏名、登録住所が記載されているものをアップロードします。

項目の入力で困ったときは

トレーダーズトラストの提供するヒストリカルデータは、高精度のバックテストを行う中上級トレーダーにとってマストアイテムといえる一方で、初心者トレーダーにとって重要であるオンラインセミナー(ウェビナー)は提供されていません。

特に住所の入力など、海外FXブローカーの利用経験が浅いトレーダーにとって、各項目の入力や必要書類の準備などは大きな負担になることがあります。 このような場合には、トレーダーズトラストが日本語サポートを行っていることを最大限活用できます。例えば、チャットサポートは会員ページからもアクセスできるため、不明点があれば問い合わせることをお勧めします。

入金方法

執筆時点(2019年9月)における入金方法は、以下のとおりです。

海外FXブローカーにおいて採用例の多いオンラインウォレットである「bitwallet(ビットウォレット)」に対応している点が特徴です。

最低入金額について

トレーダーズトラストの提供するヒストリカルデータは、高精度のバックテストを行う中上級トレーダーにとってマストアイテムといえる一方で、初心者トレーダーにとって重要であるオンラインセミナー(ウェビナー)は提供されていません。

口座種別に応じて初回最低入金額が設定されています。

クラシック口座は5,000円、プロ口座は2万円、VIP口座は200万円です。 また、2万円以下の入金の場合には入金手数料として1,500円が差し引かれます。

出金方法

執筆時点(2019年9月)における出金方法は、以下のとおりです。 入金方法と同じく「bitwallet」への出金に対応しています

出金手数料について

出金金額や、取引履歴によっては出金手数料が徴収されます。

1つは2万円未満の出金の場合で、一律1,500円が差し引かれます。

もう1つは、入金後一度も取引せずに出金する場合で、申請金額の5%が差し引かれます。

この2種類の手数料は、同時に徴収される場合もあります。 例)1万円入金し、一度も取引しないで出金申請する場合→1,500円+500円=2,000円

最も低コストで迅速な入出金方法はbitwallet

bitwalletは、国内銀行送金やクレジット・デビットカード入金に対応しており、また国内銀行口座に直接出金できます。送金にかかるタイムラグやコストも、他の方法と比べて非常に小さい(bitwalletから国内銀行口座への出金手数料は一律824円(執筆時点)ため、海外FXトレーダーにとってはマストアイテムだといえます。

評判の検証

トレーダーズトラストは、公式ウェブサイトにおいて「弊社の優位性」と題して様々なポイントをアピールしていますので、以下では他のブローカーとの比較を交えつつ、検証していきます。

スプレッド(取引コスト)について

VIP口座で最も顕著なように、スプレッドと低取引手数料は重要なセールスポイントとなっています。

まず、VIP口座と他のFXブローカーのECN口座とを比較します。

なお、TitanFXはメジャーなブローカーの中で最も取引コストに注力しており、XMは最も利用者の多いブローカーです。

  トレーダーズトラスト TitanFX XM
USDJPYスプレッド 0.7pips (実質1.0pip) 0.2pips (実質0.9pips) 0.1pips (実質1.1pips)
EURUSDスプレッド 0.4pips (実質0.7pips) 0.2pips (実質0.9pips) 0.2pips (実質1.2pips)
取引手数料(往復) 3ドル 7ドル 10ドル

際立つのは取引手数料の安さです。

スプレッドと取引手数料を加味した実質スプレッドは、海外FXで1,2を争う狭さだといえます。これくらいの狭さであれば、スキャルピングトレードなどを行っても取引コストを最小化できます。

ただし、トレーダーズトラストは他の2ブローカーと異なり、初回最低入金額を設定しており、しかもその金額が200万円と高額な点は注意を要します。

では、次に初回最低入金額が2万円のプロ口座を基準に比較してみます。

  トレーダーズトラスト TitanFX XM
USDJPYスプレッド 0.7pips (実質1.3pips) 0.2pips (実質0.9pips) 0.1pips (実質1.1pips)
EURUSDスプレッド 0.4pips (実質1.0pip) 0.2pips (実質0.9pips) 0.2pips (実質1.2pips)
取引手数料(往復) 6ドル 7ドル 10ドル

プロ口座の取引条件は、VIP口座と比べると0.3pips分劣ります。

この差によって、他のブローカーとの差がなくなり平凡な数値となっています。

もちろん、中長期のトレードであれば気になる大きさではありませんが、それならばXMやTitanFXなどを利用したほうが便利だともいえます。

※取引手数料無料のクラシック口座もほぼ同様の結果となるので、省略します。

約定力について

NDDを謳っている海外FXブローカーは多いですが、その根拠となるアグリゲーターとの契約を公開しているのは、トレーダーズトラストのほかは数少ないです。

契約先の「PrimeXM」は、インターバンクの提示価格を集約する機関であり、同機関と契約しているということは、トレーダーズトラストのNDDが実質的な裏付けを持っていることを証明するものです。

そのうえで、トレーダーズトラストの約定力はNDDブローカーとしても非常に優秀です。

公式ウェブサイトではクラシック口座、プロ口座、VIP口座のすべての口座タイプにおいて「平均100ミリ秒で約定」ということを謳っています。

もちろん、それはスリッページなしということではありません。

しかし、DD業者と違い、不利なスリッページ(ネガティブ・スリッページ)も有利なスリッページ(ポジティブ・スリッページ)も平等に発生します。

そのうえで、約定が迅速であるということはスリッページ幅が小さいということであり、スキャルピングトレードを行うには最適の環境であるといえます。

ライセンス・信頼性について

日本人顧客など向けにサービスを提供しているのは、「TTCM BM」であり、バミューダ共和国のライセンスを保有しています。

※他方でヨーロッパ県内の顧客向けにサービスを提供しているのは、「TTCM CY」であり、キプロス共和国のライセンスを保有しています。

直接日本人顧客とは関係はありませんが、キプロス共和国のライセンス審査は他国と比較しても厳しく、海外FXブローカーの中でも悪質なものはライセンスを抹消するなどの対応をとっています。

他方で日本人顧客向けのTTCM BMが保有しているバミューダ共和国のライセンスは、金融ライセンスとしてはキプロスには劣るものの、一定の信頼性はあるといわれています。

なお、執筆時点(2019年9月)において、日本人顧客向けのTTCM BMは信託保全を実施しておらず、顧客資金管理方式は「分別管理」となっています。

これは、特にVIP口座を開設するトレーダーにとっては懸念材料です。

200万円が最低入金額ではありますが、信託保全がないため万が一ブローカーが破綻した場合には、その入金額が返ってこない可能性があります。

ただし、TTCM BMの前身となったTTCM CYは2009年に設立されています。

TTCM BM自体は2018年の設立ですが、前身のブローカーが10年の運営事績を持っているということは、海外FXブローカーの信頼性を高める重要な指標だといえます。

※参考:XMは2009年、TitanFXは2013年の設立です。

総括

トレードビューの価値を特別なものにしているのは、低取引コストであるVIP口座の存在です。また、NDDブローカーとしての透明性が高いことも熟練トレーダーから一定の信頼がおかれている背景事情でもあります。

しかし、初回最低入金額が設定されている点は躊躇すべき点だとも言えます。

類似の好条件でトレードできるブローカーは、ほかにTitanFX(初回最低入金額なし)やトレードビュー(初回最低入金額10万円)などがありますから、スキャルピングトレーダーはそちらの取引条件も参照してください。

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